つくる

2017/10/24

板締め染め紙

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ミニ和本の表紙用に板締め紙をつくる。


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紙は市販の障子紙を使用。 障子紙クラスの強靱さがないと折って染めてを繰り返すと紙が裂けてしまう。

まず、紙を八等分にジグザグ折りにして帯状にたたむ(写真)。


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ジグザグにたたんだ紙の短辺が二等辺三角形の二辺になるように折る。
目測で折っても良いが、一辺が二センチ程度の小さな三角形になるので折り筋をつけた方がきれいに折れる(写真)。


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このような三角形のジグザグに折る(写真)。


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三角形の頂点の一部を目玉クリップで挟み、染料につける(上・中図)。
目玉クリップで挟むのは染料が紙に余計にしみ出さぬため。しかし、なにぶん小さいので断面部分からかなりしみてしまうが…。

染料がついたら、目玉クリップをはずし染料に浸した部分を良く揉み込み、紙のなかに良く浸透させる(下図)。


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この作業を他の頂点や稜線にほどこす(上図)。

染め作業が終了したらキッチンペーパーに挟み、板で締めて余分な水分をとる(中・下図)。


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折り方によって基本的なパターンは決まってくるが、染料のしみこみ具合によって微妙な形の差がでてくるが、こればかりは開くまでのお楽しみ。


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2017/08/03

枝とじ本

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紙すきワークショップのお土産にプレゼントする枝とじ本をつくる。
紙はもちろん牛乳パックから作った手漉き紙。


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ハガキ大の紙を半分に裂く。

手漉き紙を半分に折り(上図)、折り目に水を軽くつける(中図)。

水はビショビショにつけずにうっすら折り目が湿る程度にするのがコツ(下図)。


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こうして裂くことによって、手漉き紙の風合いが再現できる。

喰い裂きという。


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すこし厚手の表紙に薄手の本文をはさみ、紙の幅に細枝を切っておく(上図)。

穴開け位置(二カ所)を印したジグを作る(中図)。

表紙・本文をまとめて穴を開ける(下図)。


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枝で用紙を綴じる。

二つ開けた穴のうち一カ所の裏から針をだし(上図)、枝をまたいで同じ穴へ戻す(中図)。

裏で隣の穴へ糸を渡し、裏から表へ糸を出す(下図)。


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表紙の枝をまたいで同じ穴へ戻し(上図)、裏で最初の端糸と固結びする(中・下図)。


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出来上がり。


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手漉き独特のザックリした感じの紙と枝の組み合わせは相性が良い。

簡単にできるので、夏の自由研究にはぴったりだ。


 

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2017/06/17

display box

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セリアで購入した片開きのボックスを使って作った本のディスプレーボックスをつくる。

白木のままでは味気ないので透明部分をマスキングしてカラーニスで彩色。


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ケースの内側にイミテーションレザー紙を貼る。
内側の各辺のサイズを測り(上図)、
レザー紙を切り出す(下図)。


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側面からボンドをつけて貼る。


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底面も同様に。


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中に入れる本をホールドするアルミパーツを切り出す(上図)。

カッターで筋入れし、ノートをホールドするツメを折り曲げる(中・下図)。


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アルミパーツで本を挟む。



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出来上がり。


 

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2017/06/09

こどもの折り本

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アトリエに様々な本を飾っていると通っているこどもが「作ってみたい」と興味をもつことがよくある。

今回は子供たちに墨流しをさせ、それを表紙に使った「こどもにも作ることの出来る折り本」の試作。

中表の紙を交互に貼り合わせるのは難しいので、長細く切った紙をジグザグに折って作る。

小口をできるだけピッタリ合わせられるように折の順番を考える。


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表紙になる1ミリの黄ボールと、墨流しの紙(これは以前作ったもの)を必要な大きさに切る。


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ボンドではなくスティックのりを使う。
ボンドに比べ貼り合わせの時間に猶予があるため。

墨流しの紙を貼る表は全面糊付けするのではなく、ボール紙の中心付近に軽く仮止め程度糊付けし、貼り合わせる。

汚れ防止の意味合いもあるが、この方が表紙がふわっと仕上がる。


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折り返し部分はしっかり糊付け。


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本文の表・裏両外側ページの天地、小口にスティックのりで糊付けし、表紙をセンターに貼り合わせる(上図)。

位置が決まったら、ヘラでしっかりと圧着する(下図)。


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出来上がり。

墨流しの有機的なラインと折り本の直線的ギザギザの対照が面白い。


 

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2015/02/19

タブレット型写真立て(俺のiPad)

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どこに行ってもスマホプレイヤーだらけで、電車に乗って椅子に座って反対側の席を見たら全員下を向いてスマホをいじっている…なんて様子も全く珍しいことではない。

きつめの老眼鏡をかけた方には、より大きめなスマホとか iPad に代表されるタブレットなどが用意されているので、携帯ガシェット族は老若男女に関係なく広がりつつある。

確かに相手に気をつかわず、それでいてインタラクティブなやりとりが出来るというのは限られた時間を送っている我々にとって有意義にも思えるが、どこに行っても画面に写った情報にしか興味が持てない、というのはどうなんだろう。

せっかくだから、思いっきりスローな携帯ガシェット「俺の iPad 」を作ってやろう。

というのが今回のテーマ。


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タブレット自体は平面だが、市販の気の利いたカバーを装着すると机に立てて使用できたりする。あんなイメージ。

画面は手動。新聞の切り抜きでも、写真でも気に入ったものを貼り付ける仕様(写真)。


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俺の iPad は観音開き。

ワン・トゥ・スリーで展開する(写真)。


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角度は二段階に変更可能(写真)。


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角度調整は底面に設けられた段差で位置調整する(写真)。


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もちろん向きを変えて使うことも可能(写真)。

電車の中だけでなく、旅行先のホテルの部屋で起動すれば、旅先でも自宅と同じ空間を疑似体験できる。

と、正月早々くだらなくも贅沢な写真立てを作ってみたわけです。


 

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2014/11/10

横道

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新しいブログを開始。

どこかで本作りとリンクできるか?


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2013/10/01

カルトン(試作)  a Drawing Paper Folders~Trial piece

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日本では「カルトン <carton> 」というと「紙挟み・画板」を指すことが多いが、語源はフランス語で「厚紙」のこと。

英語読みでは「カートン」となり厚紙で出来た箱、ボール箱の意になる。

そういうわけで、グーグルの画像検索による「カルトン」とカタカナでの結果表示では「紙挟み・画板」が多く表示されるが <carton> では段ボールやボール紙の画像がほとんだ。

最近英語圏から本ブログを見に来られる方も若干おられるので、タイトルだけでも英語で、などと思っていたのだが、身の丈に合わぬ事をしていると思わぬ恥をかきそうである。

ネット翻訳や和英辞典などで調べとりあえず <a Drawing Paper Folders> などとしてみたが、これさえ果たして正しいものだかどうか…。

 

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今回は試作と言うこともあり、ハガキが余裕を持ってはいる程度の大きさを作ったが、このサイズも意外に使い勝手がよいかもしれない。

ハガキはもとより、チケットや、しおりや小さめなフライヤーなど、きれいに持ち運びできる。

いっそ、ノートの表紙の片側をこれにするというのもよいかもしれない。


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カルトンで重要なのは、しっかりとした強度を持っていること。そして、はさむ面が平らなこと。

強度で最も重要なのはヒンジ(蝶番に当たる部分)の構造だろう。ヒンジに使うリネンテープは多少厚手のものを使う。リネンテープはただボール紙の表面や裏に貼り付けるのではなく、ボール紙にスリットを入れ、そこへ刺し通すことで引っぱる力に対しての強度を上げる。


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表から裏へ通したリネンテープが裏面で凸凹しないように、裏ボール紙にはリネンテープの厚みにあった凹みを作り、そこへすっぽり収め、裏面を面一にする。


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構成するパーツが少ない割に作業工程が若干面倒だが、手をかけた分、間違いのないものが出来る。


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実際、展覧会などに行ってハガキを買っても端っこがちょっと折れたりしてガッカリ、などと言うことがなん度もあったので、試作品ではあるが、これからはカバンにこれを一つ忍ばせ、きれいなモノをきれいなまま持ち運びたい。

今度は少し大きめ、自分のリュックサックにぴったりサイズのカルトンを作りたい。


 

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2013/09/27

カルトンを作る(試作)その2  Make a Drawing Paper Folders~Trial piece #2

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二枚の画板をつなぐヒンジ部分の加工。

ヒンジにはリネンテープを使う。

まずテープを通す部分を確認(上図)。

リネンテープを通すスリット位置にマスキングをを貼り、これにスリット位置を描きこむ(中・下図)。


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平目打ちを使ってマスキングテープをガイドにラインがずれないようにミゾ穴を開ける(上図)。

薄いスパチュラを使ってリネンテープをミゾ穴に通す(中図)。

黄ボール裏はリネンテープが収まる部分にテープの厚み分の凹みを作る。凹みは黄ボールを薄剝ぎして作る。

テープの位置をと同じ位置に薄剝ぎのガイドとなる線をカッターで入れる(下図)。


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カッターで筋を付けた部分を薄く剥いでいく(上・中図)。

いきなり厚くはぎ取らないのがコツ。カッターの刃で引っかけるようにして厚みを調整しながら。

凹みが作れたらボンドでリネンテープを貼り付ける(下図)。


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画板の裏表を同様にしてつけ、さらに画板を結んで固定するためのメンテープも取り付ける(写真)。


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画板裏の裏打ち。

表紙布の折り返しがない部分は凹んでいるため、この部分を地券紙で埋め立てる。

いつもは現場あわせで適当にやっているが、画板なので裏面が出来るだけ平らにしたいため、トレーシングペーパーをあて凹みの形状を正確に写し取る(上・中図)。

埋め立て紙はボンドで貼ってヘラを使ってしっかり密着(下図)。


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さらに化粧紙を裏前面に貼り込む(上・中図)。

いつもの通り吸湿用の水彩紙をなん度か替えながらプレスして完成。


 

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2013/09/24

カルトンを作る(試作)その1  Make a Drawing Paper Folders~Trial piece #1

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中秋の名月…の翌日。ちょっと影が出ている。


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「カルトン」を作る。いわゆる「紙挟み・画板」。

目的の大きさはもう少し大きいものなのだが、制作手順や問題点を洗い出すため、まず試作から。大きさはハガキサイズ(175X127mm)とした。

2ミリ厚の黄ボールをサイズに切り、角丸器で角にアールを付ける(写真)。

さすがにこの厚さでは文房具店で売っているハンディータイプのコーナーカッターでは無理。角丸器がない場合は円定規で角丸を下書きした後、カッターで多角形状に角を落とした上、紙やすりで仕上げるとよい。


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試作なのであまり布を使うが、二枚を縦に取っても、横に取ってもうまく折り返しがとれない(上・中図)。

仕方がないので、一枚は縦に、もう一枚は横に取ってボール紙を貼り付ける(下図)。


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角は円定規を使って、折り返ししやすい形状に切る(写真)。


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角丸部分を残して折り返し部分を貼り付ける(写真)。


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折り返し部分にボンドをつけ、目打ちを使って角の布にヒダを入れながら始末する(上・中図)。

ヒダの右記上がりを玄翁でたたきボール紙に押し込んでおく(下図)。


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カルトンの表が出来た。

つづく。

 

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2012/10/31

Halloween Scenery ハロウィンの風景 

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本日はハロウィン。

今年は次女と二人でハロウィンの風景を作ってみた。

新聞を芯に木をつくり、フエルトでカボチャや棺桶をコツコツ作ってハロウィンギリギリに間に合った。


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次女作の棺桶と中から飛び出す怪しい手(上図)。

カボチャは二人でフエルトを丸く切って、中にワタを詰めて、フエルトの円周を縫って絞って作る。カボチャの房は、糸を巻き付けるようにして表現(中図)。

バックと月、魔女と文字を外枠につって、奥行き感を出しながらレイアウト(下図)。


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木は新聞紙を丸めて、おおよその外形を作り、フエルトを貼って仕上げる(上・中図)。

コウモリの胴体を羊毛を使って形作る(下図)。


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スチロール板で形作った棺桶にフエルトを巻く。棺桶の中は赤いビロードを貼って雰囲気満点(上図)。

背景になる紫色のフエルトを背板に貼る(中図)。

星をレイアウトする(下図)。


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背板に穴を開け、ムギ球を仕込む。背板右下の穴は、電球を入れる穴。夜はここに電球を差し込む。そうすると、紫の背板が下からぼわーっと光る仕組み(写真)。

 

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