染織

2014/09/19

染めもの   Dyeing

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Tシャツの渦巻き染めワークショップの染料が残っていたので、表紙素材用の布を製作。

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生成りの綿布をつかう。

染める前にソーダ灰で煮て生地をきれいにする。


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軽くアイロンを掛けて、いくつかに切り分ける。


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後はドロッピングしたり、絞ってみたり。


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本当は蒸すなどして熱を加えるとよいのだが、選択するわけでもないので、フィックス液に浸し、乾燥させる。


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あとはホットメルト紙で裏打ちして完成。

今度作る手帳に使おう。


 

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2011/08/03

絞り染め tie die その2

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定着液に漬けた布は,水洗いして干す。いろいろな絞り方を試したので実に賑やかな仕上がりだ。


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左から順に,染料の直接塗布後・染料液につけ込む「浸染」後・染織結果。

渦状,同心円状,放射状,格子状とおおよその仕上がりの想像はつくものの,色や形の出方は偶然性に寄る部分が大きい。アクシデント的な形状を楽しむのも一興だが,もう少し思惑に沿った形や色が出せると面白くなりそうだ。

たとえば,上図のように「放射状になる」ことを前提に絞り,仕上がりは成り行きに任せたデザインと,中図のように正方形の木ぎれにまき付け,渦巻き染めを行って,中心に正方形がくるようなデザインとは,デザインの意味合いが違ってくる。

また,下図のように布を半分に折ってから渦巻き染めにすると,デカルコマニーのように左右対称の形状が出てくる。不定型な形でありながら,左右対称という特殊な状況を作ることで作り手の意思が入ってくる。

どこまで偶然と意思(思惑)が関わりを持てるかが今後の課題だろう。

暇をみて,少しずつ試作を重ねることで,見えてくることもあるはずなので,不定期研究テーマとしたい。


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自称ブドウ染めはビー玉が入っている,立体としてのフォルムは面白いが,仕上がりは今ひとつ(上・中図)。

自称グシャグシャ染めで出来る形はちょっと面白い。


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「板締め」という染色法があるが,それに近い仕上がり(上図)。

黄色の横縞に赤の菱模様が出ているところはなかなかいいが,一部分だけなので,これが全体に出るといいが,この巻き方ではこれが限界か(中図)。

これは「折り紙染め」風。今ひとつ(下図)。


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自称ムカデ染め。赤系で浸染したのは大失敗(上図)。

この手(放射状)の模様はかなり意図通りに形を出せるが,面白味に欠ける。同心ではなく,円の中心がずれるといいのだが(中図)。

これは布をロール状に巻き付けているため,中心に近い辺は色が薄く,外ほど色が濃くなるため,この特徴を生かすか,同じような色になる工夫をするか,思案のしどころ(下図)。


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アイロンをかけて記念撮影。

紙漉きと製本。染めと製本。素材をつくることと,とじる技術が組み合わさることで,面白さが何倍にもふくらむ。 物づくりの醍醐味だ。


 

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2011/08/02

絞り染め tie die

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これも夏のワークショップの定番 Tシャツの ”渦巻き染め”。

糸やゴムで「絞る」わけではないが,一応「絞り染め」の部類に入るようだ。布をつまんで渦を巻くようにしてまとめ,染色液を直接部分的に塗布し,その後全体を染色液で煮て染め上げる。

絞り染めは,出来上がるまで,どのようになるかが分からないところが面白い。せっかくアトリエが染め物仕様になっているので,本の表紙素材用に子どもと,いくつか試作。


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木綿の布を一度洗濯機で洗い,絞る。

沢山のビー玉を密度高く輪ゴムで絞る「ブドウ染め(勝手に命名)」(上図)。

布を蛇腹に折りたたんだ後,らせん状のねじって,巻き取る「ひねり染め(勝手に命名)」(中図)。

そのほか,ムカデ染めや板巻き染め,ホンダワラ染めその他,素人だからできる,勝手な絞りを施す(下図)。


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絞りの後は,染料液を直接塗布。特にゴムで絞った部分や,しわの奥など,塗料が入りにくいところにしみこませると,効果的なようだ(上・中図)。

赤系の染料液で煮るものグループと,青系の染料液で煮るもののグループ(下図)。


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粉の染料を少量の熱めの湯で溶かしてから,規定分量のお湯でのばす。


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50-60度に管理した染料に絞った布をいれ,しばらく漬けてから,70-80度で煮る。


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火から下ろし,温度が下がったら,染料液を捨て,水洗い(上・中図)。

そのご,染まっていない部分を保護する洗剤でよく洗って,定着液に漬ける(下図)。


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数分後に取り出された絞られた布たち。

赤で染められたものは「赤」に,青で染められたものは「青」に,染まっている。ちょっと心配になるが,絞りをとくと思ってみなかったような模様が現れる。

つづく。

 

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