マーブリング

2014/03/31

EBRU(エブル・トルコマーブリング)

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マーブリングの2時間の体験中にはマーブル紙が乾燥しないため後日取りに行く。

マーブリングは一人5枚作成する。

そのうち二枚は筆で絵の具を散らしてつくる小石模様。まず筆先にどの程度絵の具をつけるか、筆の振り方で変わる絵の具の散り方を体験する。

残りの3枚は櫛を使って自由に模様を描く。

「ピン」と呼ばれる取っ手つきの細い金属棒を使って描く模様を描いてみたりもする。これを行うのがトルコ・マーブリング=エブルの特徴。


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小石模様。

生徒A(男)の作品。


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生徒B(女)の作品。


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生徒C(女)の作品


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生徒D(男)の作品。

後で聞いた話だが、写真で黄色に見える色は花などを描くベースに使うために絵の具を広げる役割を持つ牛胆(オックスゴール)の量が多かったようで、色を振る順番や量にもよるだろうが、この色を使うとやや大柄な模様になったようだ。


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生徒Aの作品。

春を感じる色が綺麗。

画面に対して斜めに流れる「櫛目模様が」面白い(下図)。


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生徒Bの作品。

こちらも菜の花のようなさわやかなパターンが綺麗(上図)。

小さい花がポンポンポンポンっと可愛らしい(中図)。


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生徒Cの作品。

バリスタよろしく精力的に模様を描く(中図)。

太めのピンを使って作る大柄な矢部根模様が大胆(下図)。


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生徒Dの作品。

四者四様。かなり自由に作品づくりを楽しんだわけだが、初めてにしてはかなり面白いマーブリングが出来た。

興味のある方は「トルコ文化センターエブル教室」をチェック!


 

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2014/03/28

EBRU その2 (エブル・トルコマーブリング)

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これがいわゆるトルコ式マーブリングのスタイル。

先生が参考に作ってくれたもの(写真)。


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矢羽根模様をつけた後に螺旋を描く「渦巻き模様」(写真)。


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櫛目模様をつけた後、互い違いに二段に針が打たれたクシを蛇行させながら動かす「孔雀模様」(写真)。


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先生が参考として特別に花を描いてくれたチューリップとパンジー。

パンジーとはフランス語のパンセ(考える)ということばが語源で花が考えにふけっている人の顔に見える古都から名付けられた。確かに目をギューッと閉じ難しい顔をしているようだ(写真)。


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生徒も挑戦(写真)。


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こちらも挑戦。


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約2時間半。一人5枚のマーブル紙を作成。

作業後なんとお茶とカステラを用意していただいた。とても楽しい午後だった。


 

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2014/03/23

EBRU その1 (エブル・トルコマーブリング)

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いろいろと予定が合わず製本倶楽部も休部状態と噂されているが、ところがどっこい微妙に活動中。

今回は課外活動。トルコマーブリングのワークショップに参加。

参加者は珍しくクマ夫妻にツル夫妻の4人組。


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トルコマーブリングはエブルと呼ばれ、通常のマーブリングにラテアートのように花や鳥などの図形をあしらうのが特徴。

日本にもマーブリングキットはあるが、ここではトルコ本国と同じ材料道具を使うということで、本場のマーブリングとはいかなるものかを体験した。


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絵の具は顔料ベースの水性塗料。これに牛の胆汁(オックスゴール)と水を混ぜたもの。

オックスゴールは画材店で売っている無色透明の液体ではなく、薄く濁った琥珀色の液体で、鼻を原液に近づけると魚の内臓の様な香りが漂う本物の牛胆汁。これだけは日本では手に入らないそうだ。

絵の具はかなり水っぽい。

これを柳の枝だろうか、直径1センチ弱長さ40センチほどの枝に馬の毛を巻いた刷毛に浸して、軽く指でしごき、右手に刷毛を持ち、左手の指にコツコツと当てるようにして絵の具をバットに入った液上に散らす((上図)。

絵の具自体が水っぽいため、最初に散らした色は目をこらさないと見えないほどだが、色を重ねていくと最初に散らした色が新しい色に押されて密度が増すのか段々と色がはっきり見えてくる(中・下図)。


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三色程度色を散らしたら紙に写し取る。最初の二枚はただ色を散らすだけの「ストーン模様」をつくる。

対角線上の頂点を左右の手で持ち、伏せた紙のなかに空気が入らぬよう注意して洋紙をバットに広げる(上図)。

手前の二つの頂点あたりをつまみ上げ、バットのへりで余分な溶液を掻きおとすようにして洋紙を引き上げる(中図)。

引き上げた洋紙は新聞紙に乗せ乾燥させる(下図)。


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クマ氏、アーティスティックな写真を撮るのに夢中(上図)。

楽しそうなご夫婦(下図)。


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次の二枚は棒状の金属ピンを使ってストーン模様に動きをつける「矢羽根模様」。

縦にジグザグピンを動かした後、横にジグザグ動かす。

ストーン模様の不規則なパターンにリズムが生まれる(写真)。


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次はピンを使った後、板へ等間隔に針を打ったクシで模様をつける「櫛目模様」(写真)。

なにかするたびに表情を一気に変えるごとに全員が感嘆の声をあげる。

つづく。


 

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2011/06/30

marbling 田中直染料店の場合1 備忘録

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紙は機械漉きの和紙を使用。マーブリングをした後,新聞紙へ置いて水気を軽く取り,角ハンガーに吊るす。乾燥したらスチームアイロンをかける。


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マーブリング用櫛を縦横に通す「櫛模様」。櫛を通す順番や回数で,出来る模様が変わってくる。製品として売られているマーブル紙のように,均一な模様を作るのはなかなか難しい。


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色は多少暗めの色が多い方が本の見返しなどには良さそうだ。明度が近い色相違いとか。明度を近くして彩度を変えるとか。いわゆる明度・彩度・色相すべてを違えると模様ははっきりするが,品に欠けてしまう。


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一本の竹串で波を描くようにして作る墨流し風の模様も面白い。

一番下のマーブリングで一部白く抜けているのはマーブリングカラーの塗膜が乾いてしまい,櫛についてしまったためで来た「色抜け」。


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櫛模様の後に竹串で波を描いて作る「孔雀模様」の失敗作。マーブリング糊が少し水っぽすぎたようで,模様が流れてしまった。

以下は備忘録。

田中直染料店のマーブリングカラーは他社製マーブリングキット同様,多分「水性アクリル塗料」。少し塗料の硬化が早いのか,部分的にマーブリング糊上で一部「塗膜」が固まり,色抜けが出来てしまう。これを解決すること。 

マーブリングカラーが入った滴下ボトルは良く振ること。 

マーブリング糊が乳白状のためよく見えなかったが,色材がかなり底にたまっていた。ボトルからの滴下では量が多そうなので,一滴より少量滴下できる方法を考える。


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2011/06/29

marbling〜マーブリング コトハジメ

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梅雨明けしたのかしないのかわからぬうちに急に猛烈な暑さがやってきた。我が家も節電実施中なのでクーラーは使わず,マーブリングで涼をとる。

大きな文房具店にも売っているマーブリングキットも何種かあるが,今回は先日購入の田中直染料店で購入のマーブリングシステムに挑戦。


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50度程度のお湯に粉末のマーブリング糊を入れよく混ぜる(上図)。

写真を撮りながら作業をしていたら,たちまち糊が固まってしまった。よく混ぜながら作業をしなくてはいけない。溶け切らないジェル状の固まりが最後までバットの底に残ってしまったので,本当はもう少し粘度のある液体になったのかもしれない(中図)。

糊が溶解したら,レベラーと呼ばれる中和液を投入。これを入れることで乳白状のマーブリング糊が完成する(下図)。


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マーブリング開始。一色目(濃紺)を手早く八カ所滴下する。八カ所それぞれの紺色が十分に広がったら,次の色,次の色と色を滴下していく。そうすることで,同心円状の模様が出来る(上図)。

次に先日作ったマーブリング櫛を横方向へゆっくりと動かす。櫛の針によって炎のような模様が現れる(中図)。

縦方向にも櫛を通す。独特のマーブリング模様が現れる(下図)。


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糊の濃さが足りないのか,最初の一色が広がるのが早いので,始まりを八カ所から十カ所にしてみたり(上図),

マーブリングカラーを薄めて,細かく振りかけてみたり(中図),

最初の広がりを抑えるためにクリアーを全面に散らしてから色を滴下してみたり(下図)試してみたが,なかなか思ったようには出来ないところが口惜しい。

ただ,今回色々気づいたこともあるので,次回はその辺を解決しながら再チャレンジの予定。


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