豆本

2017/12/05

ミニ和本

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ミニ和本3種。

和本なので右綴じが基本だが、自分用なので、左綴じを二冊。


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表紙には自製板締めの和紙を使う。
本自体が小さいのでパターンを小さくしようと思うと折った形が小さくなるため模様を均等に出すのが難しい。

もっともそのバランスが崩れたあたりがおもしろかったりもする。


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今回の中味は中国の紙なので、和紙とはいえないが、和紙同様しなやかで開きは良い。 洋紙の平綴じは固くて無理に開くと紙に折れや癖がつくが、和紙の場合のど元から開いてもそれほど紙が傷むような感じはない。


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綴じ糸は外に出ているし、接着箇所も少なく、使う糊がデンプン糊なので、簡単にばらすことが出来るのも和本の特徴。
また、とても軽いので、持ち運んでも重さを感じないのもよい。


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2017/06/01

Long Stitch Note XXX 

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同じ長さや幅を切りそろえる場合、測るたびに定規の目盛りを確認していてはどれだけ正確に読み取っているつもりでも突きそろえてみると意外にピタリとは切れないものだ。

故に普段の作業ではメモリを観るのは最小限にして、いかに物理的に形を得るかに重点を置いている。

市販の物理計測グッズとしてはディバイダーや直定規のストッパーが最も使用頻度の高い道具だ。

市販の道具がない場合は自作と言うことになるが、最近特に製作頻度が高いのがアルミ板を使った「幅定規」同じサイズの形を切り出すときにそのサイズに合わせた幅でアルミ板を切り出すだけの道具。

1ミリ弱の厚みなのでカッターで筋を付け、何度か折り返すと簡単に分けることができる。 切り口のバリを軽くペーパーがけするだけで出来上がり。 

今回は折丁の小口切りに使用(写真)。


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これもジグの一種。 
背の目引きガイドと表紙革に開ける穴開けガイド。
折丁と同じサイズに切ったボール紙の両端にそれぞれの位置をしている。

目引きガイドは折丁を天から見て、一番外と一番内までの距離を測り(上図)これをカッターで切り込みを入れる深さとして、ガイドに印していく(中図)。

革への穴開けガイドは目引きと同じ位置にスクリューポンチで半丸分切り欠きを作る(下図)。


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折丁への切り込みは自作「寄せ盤」の角に折丁とガイドを重ねて置き、印した深さへカッターで切り込みを入れるだけ(写真)。


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革への穴開けも革裏に穴開けの線を折丁分引き、その線にガイドを合わせ、印に沿ってスクリューポンチで穴を開けていく(写真)。


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あとは縢っていくだけ(写真)。


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今回は表紙に本を留める革帯の差し込みを縫い付け、底へ先端を折り返しループを作った革帯を差し込み差し込んだ革帯のループへ枝を差し込んで固定する仕様(写真)。


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以前作った< I X X X I > パターンとの違い。
XXXとXが連続しているため模様の見え方がスマートで個人的にはこちらがすきなのだが、折丁の内側を通る糸が二重に通るところが出てしまうのが難点。


 

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2017/04/08

豆本ネックレス

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豆本ネックレスを追加製作。
今回は従来のものより折を一つ減らしサイズを若干大きくし、いくらかスマートなシルエットにした。

ネックレスとはいえ、糸綴じ本で実用出来る仕様のため、様々な道具が登場する。 

行程も多いが10冊程度まとめて作ると流れ作業の飽きも来ず作業効率が良い。


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ベルト留めが基本だが、10冊のうちいくつかは変わった止め方のものを作る。 今回は枝止め、ボタン留め、こはぜ止めが加わった。

こはぜの素材には以前浅草橋で購入した鯨の骨を仕様。
糸のこ盤で薄くスライスしたものを整形して使った。

一般的なこはぜ型に整形したが、波形とかジグザグとか形をかえても面白いかもしれない。


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今回のラインナップ。 ボタンver.の後ろに鯨骨のこはぜver.がかくれてしまった…。

 

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2017/04/04

Mini Long stitch Note

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ミニ  ロングステッチノート3種。


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新しい二種はボタン留めとベルト留め。 


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綴じ糸の取り回しはベルト留めが目引き二カ所、ボタン留めが折丁に目引き一カ所。 


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ボタン留めの折丁の小口は波形カットで表情をつけている。 

これはこれで意外とページがめくりやすい。新聞の小口にギザギザカットされているものがあるが、あれと同じで指にページが引っかかるためだ。


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糸の取り回し方、表紙の留め方で色々なバリエーションで作っていくのがこの製本の楽しみ方のひとつ。


 

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2017/03/31

Making of Mini Long stitch Note

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ミニロングステッチノートを追加製作。


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今回は折丁にひと工夫。

折丁の背を寄せ盤の端にそろえて並べる(上図)。

折丁の幅に丁度良い定規をあててウェーブカッターで小口をカット(下図)。


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折丁ごとの小口に出来た波が出来るだけバラバラになるように並べ替える(写真)。

小口に表情をつけるため手漉き紙の耳を残したり、小口部分をちぎったり,喰い裂きにする方法があるが、ウェーブも意外に面白い質感になる。


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目引きは小さな曲尺とカッターの組み合わせでサクッと切り込む(写真)。 

慣れればほとんどずれることはないが、あまり神経質にならずに多少ずれたり深くなっても気にしない。


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あとは縢るだけ。
ロングステッチはこのように開くと折丁がパッとひらくところが面白い。


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今回はボタン止めとした。
切り込みを横に入れてしまったが縦が正解か。


 

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2017/03/16

MINI LONG STITCH NOTE   ミニロングステッチノート・試作

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久しぶりにロングステッチノートをつくる、ミニで。


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ミニネックレス同様、短冊に切った紙を二度おり、折丁を作る。


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ロングステッチは穴の開け方、糸の取り回しかたでバリエーションを楽しめる製本だが、これは一番シンプルなスタイルで、背には糸綴じの穴は一カ所と手間いらず。

穴開け位置をミニ曲尺と定規で決める(上図)。

曲尺にあわせてカッターで深さ2ミリほどの刻みを入れる(中・下図)。


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短冊を折った折丁の小口には袋部分があるので化粧断ち。
ミニなので寄せ盆に並べ一気に断裁(写真)。


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カバーになる革の背に糸を通すスリットを入れる。
最初にスリットの両端は裂けどめとしてスクリューポンチで1ミリの穴をあけてから穴と穴の間をカッターで切れ目を入れる(写真)。


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かわの背部分に開けた穴(上図)。

折の内側から革に開けたスリットに糸を出し、革の天地に糸を取り回して折丁を縢っていく(中図)。

縢り完了(下図)。


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革は本文の小口を巻き込み、共革の紐でぐるりと巻いて反対面に開けた穴にY字型の木ぎれを差し込んで留めるスタイル。

構造としてはとてもプリミティブな製本なので、こうしたワイルドな仕上げが似合う。


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小さいがもちろん実用可。


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革ひもや編み込んだ麻ひもで作ったストラップと組み合わせるのも良いかな?


 

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2016/12/19

豆本ネックレス 3

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散歩をしていたらイノシシのような車を発見。
エンブレムもイノシシ、フェイスもイノシシ。
可愛い・格好いい。


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豆本の表紙づけ。
本文サイズにチリをプラスして端革を切り抜き、表紙を固定する革ひもの穴を開ける(上図)。
裏には通した革ひもの出っ張りを吸収するようにミゾを彫刻刀で入れ、ボンドをつけて革ひもを通す(下図)。


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革ひもの出っ張りを出来るだけ目立たないようにするため金属ローラーでプレス(写真)。


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本文にボンドをぬり、革と結合(上図)。

飾り金具を付けて完成(中・下図)。


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アトリエの玄関に置いているが、興味を持って頂ける方が多く、出来るだけ在庫は欠かさないよう気をかけています。


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また、出来るだけデザインや色など少しずつ変化をつけるようにしているが、意外に変わった色が出てしまい、今残っているのは似たようなものになってしまった。

豆本ネックレスは糸綴じされた中味で、実際に使用できる様になっている。 先日購入して頂いた方は個展などに出かけた際、作家さんのサインを書いていただくのに利用しているとのこと。 
大仰なサイン帳ではないため作家さんもおもしろがって喜んで書いてくださるそうだ。

なるほど。

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2016/12/09

豆本ネックレス 2

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先日買い出しに上野アメ横へ出かける。
週初めだったというのに人出がすごい。 
アメ横といえば年末という感じで、平日はそれほど混むイメージはなかったが…インバウンド恐るべし。
有名なディスカウントショップやお菓子屋さんにもお土産目当てのツーリストが大挙して押しかけているが大変な経済効果なんでしょうね。


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背固めができた束の化粧断ち。
同じサイズを測りとるには、とにかくスティール定規につけたストッパーが便利(上図)。

文庫サイズくらいならば定規を当てて化粧断ちしてもそれほど気にはならない誤差も、豆本サイズでは見苦しいレベルになるので、自製断裁システムと片刃カッターは必須(中・下図)。


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見返しの準備。
豆本の場合は派手めの見返しが似合う(写真)。


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普段見返しは、のど元5ミリ幅ほどで接着する簡易貼り見返しにすることがおおいが、豆本では接着面が相対的に少ないため、全面の貼り見返しにし、強度を確保(上・中図)。

見返しの接着面が乾いたところで見返しの化粧断ち(下図)。


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寒冷紗を背に巻く(写真)。


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背に巻いた寒冷紗が乾く時に束が引っぱられて変形しないように乾燥するまで黄ボールに挟んで目玉クリップで固定。

つづく

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2016/12/06

豆本ネックレス 1

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先日下北沢あたりを歩いていた時、森厳寺の銀杏があまりに立派で素晴らしかったのでパチリ。 高さといい枝振りといい、葉の色合いといい文句なし。


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豆本ネックレスの在庫が減ってきたのでいくらか追加。
二枚重ねの紙を二回折りたたみ16ページの折丁を作る(上図)。

行程はきまっているので目引きガイドの紙を使って目引き(中図)。

折丁8つを重ねて黄ボールにはさみ、ずれないようにクラフト紙の帯を巻いて固定。目引きガイドをあてて目引き線を引く(下図)。


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手機械に3冊ずつ挟んでカッターを使い目引きをする(写真)。

目引きの深さはカッターの刃に印をつけておくと浅すぎず深すぎず丁度良く仕上げることができる。


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ガンガン縢る(上図)。

背にボンドを塗って「背固め」(中図)。

ボンドが完全に固まるまで放置(下図)。

つづく。


 

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2016/05/04

豆本ネックレス  密柑山から2

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見返しを貼り付け、背に寒冷紗を貼る。


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表紙の革を切り出す。


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革によっては裏が毛羽立つ場合があるので、トコフィニッシュを塗ってガラス板でこすりつけながら全体にのばし広げる。


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ネックレスの紐を通す丸カンを通す穴をスクリューポンチで開け、本を束ねる紐を取り付ける。


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革と中味を見返しで接続し、完成。


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ネックレスの紐を取り付けるデコレーション金具を作る。


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金具を豆本に取り付ける。
後はネックレスの紐を取り付ければ豆本ネックレスの完成。


 

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