ひとりごと

2016/05/20

kindle paperwhite

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訳あってkindle paperwhiteを買った。
世の流れがペーパーレス、電子化といってもやはり本は紙に優るものはないと思っており、若干の興味は持ちながら自分のために買う気にはならなかった。

もちろんこれも自分のためではないのだが、試しに使ってみるとなるほどこれは使いやすい。

電子書籍を、たとえばコンピューターや携帯端末など液晶ベースのガシェットで読んでいると30分もしないうちに目がしょぼしょぼしてとても長時間読み続けようという気にはなれない。

ブルーライトと言わず、光を透過して見る文字は目にきつい。

その点kindle他電子書籍リーダーと呼ばれるものはe-inkというものを使っているため、明るい環境ではバックライトで文字を浮かび上がらせる必要がない。

詳しいことはよく分からないが、電気的に表示部分へ黒い粉(インク)的なものが瞬間的につくらしい。構造的には書き換え可能なレーザーコピー的なことを想像するとよいのではないか?たぶん。

ゆえに比較的文字がシャープ。通常の液晶のように文字がハレーションを起こすようなことがない。

また、辞書機能がついており、指で該当の単語を選択すると画面にオーバーラップして意味が出てくる。また必要があれば WWW にアクセスして意味を調べることも可能だ。 

自分でも堕落していると思いながらも紙の辞書や電子辞書をそばに置かずとも本が読めることの楽さ便利さは相当なものだ。

日本における電子書籍価格の高さ、リセール出来ない問題など、出版業界自らが電子書籍に足かせをつけているため、同じものならば紙の本を買うとは思うが、海外並に価格がこなれてくれば電子書籍を積極的に選ぶようになるかも知れない。

ちなみにこれはプレゼントするつもりで購入したものだが、どうにもあげるのが惜しくなってしまった次第。

というか、自分用にもう一台買ってしまいそうだ。


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Kindleを購入したのと前後して、南新宿にある高島屋タイムズスクエア南館の紀伊國屋書店が6階に洋書専門店を残し撤退とのニュースをみた。

もう最近は地元の書店が店じまいをしても「またか…」くらいで感慨に浸ることもないが、新宿もジュンク堂に続いて紀伊國屋新宿南店と大型店舗がなくなると、いよいよ書籍のあり方が変わりゆくことはもう止めることの出来ない流れなのだと実感させられる。

紙の本と電子書籍を見比べながら、なんだか新美南吉の「おじいさんのランプ」に出てくる「巳之助」のような気分になった。

さしずめ東一少年はスマホを巧みに操るデジタル世代の若者というところか。


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2016/04/22

巨星墜つ

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もうね、今日は一日プリンス漬け。


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Around the world in a day  を聞くと1986年 Parade Tour @ 横浜スタジアムのオープニングを思い出して、思わず鳥肌が…。

グッと来る人が少しずつ欠けていくなあ。




 

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2016/02/21

マニュアル

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御朱印帳のワークショップ用にマニュアルを作る。

ワークショップでは充分作業を理解したつもりでも、家に帰ると意外に行程を覚えていないことが多い。 

はじめて作るものの場合一つ一つの行程にどのような意味があるか、本当に分かるのはすべての作業が終了し作品が完成したとき。短い時間で完結するワークショップでは作品を完成させることが目的化しているため完全に理解するのは難しいものだ。

そこで、つたないながらも全体の流れをまとめたマニュアルを作ることにした。 


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だが、取りかかってみるとなかなか簡単にはいかない。

イラストを描くのも大変なのだが、やはり一番の問題は説明文。
「誰が読んでも分かるように」ことに気を付けて書いてはみるものの本当にこちらの意図が伝わるのやら伝わらないのやら。

なるべく平易に表現しようとするとやたら文章が冗長に感じられ、表現の適当な加減というものがつかみにくい。

が、試行錯誤を重ね何とか作り上げてみると、作業工程をまとめたことが実は自分の頭の中の整理になっていたことに気づく。

行程で実は順序を変えた方が良いのではないかというところや、他にも良い方法があるのではないかなど。

実はこのマニュアル作り、他の人のためというより実は自分のためになっていたのだと出来あがってから気づいた次第。

これを機会に少しずつ製本マニュアルを作っていこう。


 

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2016/01/23

誰でも作れる御朱印帳計画  その1

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先日ジョイフル本田・瑞穂店へ行き、MDFボードを切ってもらった。


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ノコ刃の寿命が近いのか切断面がやたらに荒い(上図)。

仕方がないので、数枚まとめてペーパーをかける(中図)。
こういう場合、一枚ではなくまとめて一気にペーパーを欠けるのが良い。ペーパーをかける面が広いのでペーパーの当て木がぐらつくことなく研ぐことができるからだ。

MDFなので簡単に綺麗な面ができる(下図)。


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各面の直角を正確にとり、部材を貼り合わせる(写真)。


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ジグ完成(写真)。


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このジグは、紙を正確に半分に折るためのもの。


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スティックのりの数々。
今までスティックのりは積極的に使う機会がなかったので、スティックのりの特長や適性はおろか、なぜこんなにいろいろな種類があるのかも考えることはなかった。

様々なメーカーのものを使ってみて、同じようなモノでありながら実はそれぞれに特長があることが何となく分かってきた。

封筒の糊付けであればどれを使ってもあまり代わり映えしないかも知れないが、本作りなど特殊な紙や特殊な状況で使用する場合にはそれなりに状況にあったのりがあるように思う。


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今回、紙折のジグを作ったことと、スティックのりの適性を調べるきっかけとなったのは「誰でも作れる御朱印帳計画」一端。

御朱印帳=折り本は出来あがればただのジグザグに折られた蛇腹構造の本。

ただ、折り本と言っても長細い紙を同じ幅でジグザグに折る訳ではない。

折り本の見開きになる大きさの紙を、中表(内側が紙の表になるように)にふたつ折りにしたものを必要ページ分つくり、出来た折りを小口と背が交互になるよう重ね合わせて貼り合わせることで蛇腹を作り上げる。

長細い紙をジグザグに折るのでは折り本の裏表が紙の裏表に一致するが、貼り合わせの折り本では、本の裏表どちらもが紙表になるため、両面使用することが出来る。また、御朱印は直接墨文字で書いていただくことが多いため、裏移りのリスクも低減することが出来る。

だが、この中表の紙をずれないように貼り合わせる作業というのがたいへんむずかしい。 通常の本であれば折丁の背はすべて同じ方向でそろえているので、仮にずれたとしても化粧断ちやペーパーがけで修正することが出来る。

が、折り本の場合は背と小口を交互に接着してしまうので、化粧断ちが出来ない。切ってしまうと袋になった背を切り離してしまうことになるからだ。

そこで誰でも簡単に御朱印帳を作る方法はないかとたどり着いたのが、紙折りジグとスティックのり。

ずれないために紙をしっかり折ることは紙折りジグで、貼り合わせはスティックのりを使うことで手軽にすることで、誰でもあるレベルの御朱印帳を作れる方法をが「誰でも作れる御朱印帳計画」だ。



 

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2015/01/28

達人に会ったこと。    1/27/2015

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昨日(27日)は昼は来ていたジャンパーを脱ぎたくなるほど暖かかったが、日が傾く頃には冷たい風が吹いて気温が急激に低くなる。

それがためかどうかは不明だが、空に低い雲が一気に垂れ込め不思議な景色を作り出していた。


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黄ボールの在庫が切れそうだったので世界堂へ行く。

ついでに見返し用にタント紙を数枚買うが、昨日の店員さんの動きが素晴らしく感心した。

画材として買う紙は使う用途により必要なサイズが異なるため、一番大きいサイズで買う。ちなみにタント紙は四六判といって788mm×1091mmという大きさだ。

この紙、それほど厚い紙ではないのですこしでも「ペコッ」っと紙がよれると折れ傷がついてしまう。もちろん棚や机の角にあてるのも厳禁だ。

慣れている店員さんでも全く無傷というのはめずらしいのだが、たまに研修中の店員さんなどにあたると悲劇である。

紙棚から下ろすときにペコッ、机に置くときにペコッ、巻きながらペコッ。紙の端といわず中と言わず何とも悲しい状態になってしまう。

ところが件の店員さん、該当の紙棚をするっと開けると腕を紙の幅に広げ、「ふっ」と空気を含ませるように取り出し、紙がよれないように必要な色を次々集め重ねていく。 そしてあっという間に色を確認し、クルクルッと巻いてくれた。

これほど紙の扱いの巧い人は初めて見た。

よく、職人さんの世界で「芸や技術は見て盗め」といわれる。

けちけちしないで教えてくれれば良いじゃないか、ちょっと意地悪にも思えることばだが、確かにああいう動きは実際になん度も見て「何がすごいのか」を理解しなければ簡単に真似できるものではない。

自分にとって必要なのは何かしっかりとした意思を持ってよく観察し、それを自分で何回も実践してみる。それを繰り返すことで自分自身の技になるのだ。

師匠や先輩が教えてくれないのは意地悪ではなくそれが分かっているからなんだなあ、と改めて思った次第。

何事もプロの仕事は気持ちよい。

p.s. 大きな紙は「ゆる巻きで」といって軽く巻いてもらい、家に帰ってすぐに広げると巻き癖がほとんどつきません。ただし輸送中にぶつけたりしないよう注意。


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2015/01/26

また一つ消えた魅力的なリアルショップ

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ネットニュースを見ていたら”強烈”に見覚えのある店舗の写真が目に入った。

「中川商店」。
2013年の春先長女の高校合格祝いに家族で出かけた北海道旅行のとき出会った店だ。

昔から模型やおもちゃが好きで、都内も色々な店を巡り歩いてきた。旅に出ればその土地の商店街にあるこうした店を見つけては中を探索してきた。

さすがに最近はおもちゃを求めて店を巡ることもなくなったが、久しぶりに我が心の琴線に触れたのがこの店だ。

旅の途中で親子4人(うち女3人)の旅ということもあってゆっくりと探検する時間的余裕もなかったので、本の入口から覗くだけにとどめたが、ちらっと見るだけでそこにディープで心地よい混沌が存在する空間があるのが分かった。

ニュースは、この1月12日にこの店が閉店した、というものだ。

閉店の噂を聞いてこの店に思い出のあるファンが多く集まり、予定の日よりも早く品物が売り切れ、閉店の日が早まったらしい。

調べてみると、何と開業は1902年というから歴史で習う屯田兵の制度がまだ残っていた頃。当時札幌の人口はまだ5万人程度だったという(現在は190万人強)。

現在の場所へは戦後移ってきたそうだ。店を構えて112年という長い間、趣味と実用の品を販売し続けてきたこの店は、ただ品物を売り買いをするだけの場所ではなく、多くの人にとって、モノとの出会い、人との出会いのある心に残る場所だったことだろう。

さすがに100年越えの店にそうそう出会えるものではないが、さまざまな「出会いのある店」というのはかつては沢山あった。

特に子供たちにとって駄菓子屋さんやおもちゃ屋さん、模型屋さんというのは様々な出会いのある刺激にあふれた魔法の場所だった。

たとえば、お小遣いをもってプラモデルを買いに行く。するとそこには10年分のお小遣いでも買えないようなすごく大きく、すごく精密な模型が置いてあったり、同じプラモデルを作ったとは思えないようなリアルな作例が置いてある。飽きるほどそれらを見つめては、いつかはあれを買ってみたい、いつかはこんな風に作ってみたい、と買い物以上の夢を持ちかえることの出来る店。

また、こういう店では何かを作っていてうまく行かないときそれを持っていくと「こーすると良いよ」「これを使ってごらん」などとお店の人や、そこに居合わせた人が親切に教えてれる学校のような店。

購入金額の多寡ではない、年の差もない、ただ趣味を友にする者同士が時間と空間を共有できる場所。

しかし、今回の中川商店のような人とモノがみえるリアルな店がここ10年のあいだに加速度的に閉店している。

インターネット販売の台頭により、実店舗で商品販売して利益を上げることが難しくなったのが大きな原因だろう。利益が上がらないから、店を継ぐ人がいないし、儲からないから新しい店がでてくることがない。(中川商店は、店を継ぐ方がお若くして急逝され、やむなく閉店となったそうだ)

試しにインターネットで買い物をしていると、その販売履歴からその人の好みを判断、興味を持ちそうな品をピックアップして紹介してくれ、おまけに実店舗で購入するより、より安価に手に入れることができる。しかも送料無料でその日のうちに品物が届いてしまう。

また、分からないことも掲示板やら○○知恵袋等で質問すれば親切な人がいくらでも教えてくれるので実店舗との関わりの薄くなった世代にとっては、その存在価値が分からないのも当然だ。

とはいえ、おじさん世代は「もっと顔の見える買い物をした方がいいんじゃないかなあ」「昔はよかったよ」などと、こうした宝箱のような店の閉店ニュースを見るたび寂しく、感傷的になってしまう。

しかし、今回112年の歴史を持つ店が閉店したとのニュースを見て、なんだか少し吹っ切れた。

時代はうつりゆくもの。昔を懐かしみ嘆いてばかりいても仕方がない。これからはこうした店々と時間を共有できたことが幸せだったと思うことにしよう、と。

(写真は2013年、北海道旅行の際 撮影したもの)


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2015/01/16

岩波写真文庫

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2012年から収集を始めた「岩波写真文庫」。

全286冊のうち半分強ほどが集まった。

さすがにこの冊数までくると、残りが簡単に見つからなくなってくる。

もちろん金に糸目をつけずに…といえばいくらでも集まるのだが、それじゃ集める面白さがなくなるからね、と強がりを言ってみたり。

しかし、こまめに探していると、こんな出会いもあるわけです。

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初めて見ました。

岩波写真文庫用のストックファイル(上図)。

布表紙で背表紙のタイトルフォルダーは金属製で、透明プラバンで保護されたもの。各自がタイトルを書き入れ差し込むタイプ(下図)。


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表紙には恐らく赤の顔料箔を使ったホットプリント(上図)。

裏面中央には岩波ロゴの空押し(下図)と豪華な作り。


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6冊綴じ込み用で、天地にそれぞれ6カ所ずつ穴の空いた金具を配し、ピアノ線を曲げながらその穴に差し込み、中綴じの本文の中央のど元を留めるスタイル(上・下図)。

表紙ののど元は補強の布貼りもされており、耐久性に対する気配りも◎(下図)。


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中身付きでだったのだが、何と結構レアな沖縄や五島列島が入っていた。

しかも保存状態が良好(写真)。


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岩波写真文庫の本文が100円に対し、この作りで定価90円。

もう何冊かあったのだが、中に収まっていたタイトルが持っているものばかりだったので、スルーしちゃったんだけど、やっぱり買っておけば良かったかなあ?


 

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2013/11/04

本が

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ネットニュースで気になる記事があった(記事のリンクは文末に記載)。

紙文化の驚異になると思われた「電子書籍」がそれほど普及していないというのだ。

記事によると「電子書籍に関心がある人」、電子書籍を読んだことのない人のうち「これから読んでみたい」という人の割合が共に2011年10月からの調査から低下し続けているという。

調査対象が「全国のネットユーザー約1000名を対象に、2年前から行っている定点調査」としかかかれておらず、年齢・性別・職業などのデータがないため、どこまで客観的な値なのかは分からない。

しかし、私の知人友人のなかに電子書籍を積極的に活用しているという話を見聞きすることはほとんどないので、個人的な印象としては納得できる内容だ。

記事では数あるアンケート結果のなかから「価格の高さ(15.9%)」に着目し、「電子書籍普及」停滞の原因とみる。

電子書籍の1商品あたりの購入価格の7割が300円以下(楽天リサーチ)ということ。消費者の電子書籍の価格に対しての財布の紐は決して緩くないことがわかる

また、設定価格も「紙の書籍」に対して1-2割程度安い位で、それほど割安感がない。同タイトルでもアマゾンの古書なら送料を含めても大幅に安いため、むしろ割高にとらえられ販売低迷につながっているのだろうと結果づける。              

           * * * * *

素材、印刷、製本そして手元に届くまでの流通コストを考えると「紙の書籍」と「電子書籍」のコスト差はかなり大きいはずだ。常識的に考えて紙に比べて1-2割安程度の価格差ではないはず。まして、「紙の書籍」と「電子書籍」が同価格など、消費者からみればあり得ない話。

コストの問題にとどまらず書籍としての価値を加えると形として残る「紙の書籍」と残らない「電子書籍」ではさらに決定的な差がある。

転売可能・不可能の差だ。

たとえば、ベストセラーの紙の書籍を発売当日に購入し、数日で読み終え古書店に転売すれば高い場合で定価のの40%近くで買い取られる。オークションを使えば場合によってはもっと高額で取引される場合もある。

一方「電子書籍」読む「権利」を購入するだけなので、現状では転売出来ない。割高感は単に価格差だけにとどまらない。



だが、本当に価格差だけの問題なのだろうか? 
       
           * * * * *

私はやはりこの問題の本質は読書する人が少なくなってきていることにあると思う。

以前は電車に乗れば読書や新聞を読む人を多くみることが出来たが最近ではめっきりその数も少なくなった。

そうした小さな時間に使われた読書時間は、メールのやりとりやゲーム、音楽鑑賞などに取って代わってしまった。取って代わった読書の時間がどこか別の時間帯に補填されてはいないだろう。



全国大学生協連が毎年実施している学生生活実態調査で昨年10-11月に全国の大学生8600人に聞いたところ、平均読書時間は30分、全く読まない人は4割弱とのこと。平均時間の少なさよりも全く読まない人が4割弱いることに驚く。

スマホなどのアプリを多数所有する世代(10〜20代)と大学生の世代が一致していることを考えると、デジタルガシェットの使い手であるこの世代の読書量が上がらなければ電子書籍の飛躍的な増加は見込めないだろう。

「電子書籍」の伸び悩みの問題は書籍そのものの今後にとっても大きな問題でもある。



<出典>Economic News  2013/11/3 「売れない電子書籍、ライバルは中古本?」キャッシュ

 

 

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2013/09/06

渋谷マルナン閉店

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つい先日吉祥寺の生地店<コットンフィールド>閉店の記事を紹介したばかりの気がするが、今度は渋谷のマルナンが閉店だという。コットンフィールドは38年営業をしていたとのことだが、こちらは70年だという。

道玄坂の入り口、渋谷109の向かいという一等地。高校の通学乗換駅でもあったためその存在は数十年前から知っていたし、値段もリーズナブルなのでたまに買い物もしていたので、残念だ。

そういえば、それほど利用はしなかったが中野ブロードウェイ地下生地店<TOA>も先頃閉店してしまった。

最近街のおもちゃ屋とか模型店、文房具屋、古書店などもかなり店を閉じている。

インターネット販売や薄利多売のスーパーの前では昔ながらの専門店は商売として成り立たないのだろうか?

寂しいかぎりだ。


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シャッターが閉まっている場面を気にしたことが無いが、下手ないたずら書きでいっぱい。情けない。


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先日、インターネットで閉店の記事が掲載されたからか、商品は随分減っていた。それでもまだまだお買い得な品があったようだ。今月の16日までの営業で、売り切れたところで店を閉めるらしい。

帰りにスクランブル交差点角のスターバックスでひと休み。

次、何の店が出来るのだろうか。きっとオジサンがひとり足を踏み入れたくなるような店ではないだろう。


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空を見上げればでっかい入道雲。


 

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2013/07/01

cottonfield part1 閉店のこと

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吉祥寺にある生地、洋装材料店のコットンフィールドの part1(生地売り場)がこの7月で閉店する。

本日はバーゲンとのことで、出かけてみた。

自宅から吉祥寺まで自転車で30分程度。10時開店の20分ほど前に到着するが、すでに長蛇の列。

当然、店が店なので、レディーばかりの行列に一瞬たじろぐが、最後尾について並んでみた。


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この店は輸入生地が豊富で、反物として必要数切り分けてもらうものの他に、はじめから少量切り分けられたプリント生地が模様や色などカテゴリー別に多数取りそろえられている。

製本のように一冊作るのにさほど量を必要としない人にはとても便利なお店。

他にも、同様の店はあるが、やはり仕入れるデザインにはそれぞれの店の特長というものがある。私に限って言えば、まずここから…の筆頭にあげられる店だっただけにとても残念だ。

なんだか、ここ数年で、自分の好きな店が随分なくなってしまった。インターネットショッピングの普及と無関係ではないだろうが、実店舗がこうしてなくなってしまうと、外に出る楽しみもなくなってしまう。

で、「バーゲンは」というと、中に入れたものの、レディーの渦に30秒ほどもまれただけで戦意喪失。なにも購入できずにそそくさと退散。

私のコットンフィールドとの思い出もこれにて終了。


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帰りは吉祥寺・西荻窪の古書店を回り、荻窪の陸橋から大きく見えるスカイツリーを撮影後、お気に入りの古書店によってから帰宅。


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もう、これ以上お気に入りの店がなくなって欲しくないなあ。


追記
一日たって、コットンフィールドのバーゲンに行った方のブログを見ると、満員の店内では品物を選んだあとのレジ待ちが3時間を越えていたとのこと。

あのまま買い物をしていたら、超満員の女性専用車にほぼ新幹線で東京から大阪までの時間迷いこむことになっていた。

最後の買い物が出来なかった寂しさはあるものの、30秒で退散したのは正しい選択だった。 ふぅ。


 

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