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2019/04/25

DOS À DOS BINDING

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DOS À DOS とはフランス語で「背中合わせ」の意。 
二冊の中味が一枚の表紙を共有し互い違いに組み合わせ製本する。

 

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基本の製本法は角背、丸背<背中合わせ>にすることはできるが、見た目を極力シンプルにみせるため、背ボールの入らぬミゾが目立たない角背で仕上げた。

 

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今回は一回の切り返しで二冊の本をつなげているが、基本的には何冊でもつなげることができる。

 

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個人的には料理レシピ帳として片側を主菜編、もう一方を副菜編と分けて使ってみようかと思っている。

 

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一冊作るのにほぼ二冊分の労力が必要…と言うところが玉に瑕。 
が、見た目が面白いので、次は連結冊数を増やしたものも作ってみよう。

 

 

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2019/04/18

COPTIC BINDING

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手のひらサイズのコプト本。

多少厚みがあるもののどんなポケットにもスッポリ収まるこの手のノートを結構便利に使っている。

日記やら、作業ノートとしては書くスペースが小さいのだが、どちらかと言うとノートというより単語帳に近い感覚の本と言える。

たとえば買い物リストだとか、読みたい本の題名だとか、気になる言葉や単語を印しておくとか、ちょっとした備忘録に適している。

 

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本文は画仙紙。 定規を当てながら手で紙を裂き、小口に紙の風合いを演出。


 

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こちらはすこし大きめのサイズ。 

 

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紙はミニサイズ同様画仙紙。 こちらは折丁ごとにカッターで断裁。

 

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背には縢り紐以外にないため、何のストレスもなくパカッと開く。
必要最低限の道具と材料でできる古い製本法だがシンプルな中に機能美をもつ魅力的な本だ。

 

 

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2019/04/11

無印4コマノート改装 その5

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表紙素材の折り返し。

先に前語口側の布素材から貼り込む(上図)。

続いて背部分の貼り込み。 背の丸み、ミゾなどがあり折り返しづらいので、一時的に凹凸を伸ばすようなイメージでしっかり折り返す(中・下図)。

 

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とりあえず見える部分の完成(写真)。

 

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表紙裏の布の折り返しがある部分とない部分の段差を布と同じ程度の紙で埋め立てる(写真)。

 

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背も同様に段差をなくすように紙で埋め立て(写真)。

 

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表紙のくるみ作業。

まず濃いボンドで背を接着(上・中図)。 天地前小口のチリをこの段階でしっかりと調整しておく。

表紙の背と本文の背がしっかりと接着できたらミゾ部分に濃いボンドをつけ、ミゾ付け板に挟んんでおく(下図)。

 

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見返しと表紙を結合。

見返しが糊で紙が伸びる分を先に1ミリ程度トリミングしておく(上図)。

まず寒冷紗部分にボンドをしっかりと塗り、見返し裏に糊ボンドをむらなく塗っていく(中・下図)。

 

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糊を塗った見返しが折れたり巻き込まれたりしないようにゆっくり表紙を閉じ体重をかけておさえる(上図)。

裏も同様に見返しを貼り、吸湿用の画用紙を間にはさんでプレス(下図)。

途中吸湿紙をなん度か替え一晩おいて完成。

 

 

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2019/04/04

無印4コマノート改装 その4

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カルカス付きの表紙ボールセットができたところで表紙素材の貼り込み作業に入る。

 

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表紙は素材を切り返すので、重なり部分の段差を逃がすためのミゾを表紙ボールにつける(上図)。
1.5ミリほどの間隔にカッターで切り込みをいれ、ボール紙を0.3ミリ程度薄剝ぎする。

布の切り口は糸がほどけるため、先にボール紙に貼り込み、その上から表紙になる紙をかぶせる(下図)。

 

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表紙布の貼り込み作業。

ボール紙のミゾから布を貼り込む部分へボンドをしっかりつける(上図)。

ミゾの端に布を合わせしっかり貼り付け、ミゾ部分へ布の端を落とし込む(中・下図)。

 

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続いて背部分にまわす紙、スキバルテックスの貼り込み。

ミゾに落とし込んだ布の位置に弱粘テープを貼り、布部分の保護、貼り込み位置のガイドとし、ボンドをつける(上図)。

スキバルテックスを貼る(中図)。

ミゾ部分へ舟底を使って表紙の紙を押し込む(下図)。

 

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続いて背部分を接着(上図)。

続いて反対側のミゾへボンドをつけ、舟底を使ってミゾをつける(中・下図)。

 

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反対側のスキバルテックスは裏側から重なり部分をディバイダーで位置をチェックし、表紙を傷つけないようにカッターマットを下に敷き余分をトリミング(上・中図)。

重なり部分をヘラで押し込む(下図)。

 

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表紙の切り返し作業終了(写真)。

つづく

 

 

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