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2018/08/31

川越唐桟の裏打ち

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先日手に入れた川越唐桟の裏打ちをする。
川越唐桟のはぎれは尺売りされている。ここでの尺は一尺36センチ。

この尺という単位が厄介で、たとえばインターネットで<一尺>と打つと30.303センチとでてくる。

和装の世界では鯨尺(くじらじゃく)または呉服尺という尺度が使われており、これが378.788センチ。これに近い数字と言うことだろうか。 

そもそもこの呉服尺は飛鳥時代頃に使われていた高麗尺を元にしたともいわれている。 高麗尺は約36センチ。

高麗尺といえば法隆寺が飛鳥時代に創建された当時のものか、奈良時代に再建されたものかで騒がれた法隆寺再建・非再建論争も一時、現在残っている建物の尺度が高麗尺に即した尺度で作られているところから、非再建であるといわれていた時期もある。 もちろん今では再建されたというのがスタンダード。

そもそも、尺とは中国で親指と人差し指をめいっぱい伸ばした長さ…約20センチと決めたのが始まりと言うことだが、色々な産業や用途によって同じ単位名でも様々な長さがあるというのは慣れていないと間違いを起こしそうだ。


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とりあえずシワ取りにアイロンをかける。 アイロンはストライプに沿って、線が歪まぬようにかける(上図)。

ハギレなので、反物の端がないので、表・裏が良く分からない。何か違いがあるかとハギレの端を折って裏と表の模様を合わせて拡大してみたところ何の差もないので、とりあえずどちらでもよいことにする。

考えてみれば単純なストライプの場合先染めした糸を折りあげていくだけなので、特に表・裏があるわけでも無いだろう。 しいていえば糸切れや糸替えで糸を継いだ結び目があればそれを裏に回す…くらいでよいのではと勝手に得心(下図)。


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裏打ちにはホットメルト紙を使う。

軽くアイロンで仮止めし(上図)、

布に合わせて余分をカット(中図)。

そして、アイロンを木綿用の温度にして圧をかけながら密着させていく(下図)。

ここでしっかり密着させないと表紙ボールに巻き込む際に裏打ち紙葉ガレを起こすことになる。


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