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2017/07/06

A-6/文庫本サイズノートの改装 ワークショップの準備 その1

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今回の内容はオーダーメイドのワークショップ向けです。
時間が限られているため、ザックリとした流れと、準備していただきたい事柄をまとめた、連絡用備忘録です。

お題は、素敵な自作マーブリング紙を表紙に使った文庫本ノートの改装。 


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最初に、持ってきていただいた文庫本ノートのこと。
黒いしおりひもで白っぽい紙のものが持ってきていただいたもの。黄色っぽい紙でエンジ色のしおりひもの方は無印良品のもの(上図)。

表紙を開くとどちらのノートも表紙が本文紙の1枚目に接着されています。

無印の方が接着幅が狭いですね(下図)。


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1.表紙をはずします。
こうしたノートのほとんどはホットメルトで接着されていることがおおいので、とりあえずアイロンをかけて様子をみます。

表紙を開くと見返しにあたる紙がのど元まで開きます。この見開きの紙は表紙ごと本文に接着されているので、ここをはずします。

見返しの紙と本文紙の間に厚手の紙をはさみ、極力接着位置にのみアイロンの熱が加わるように注意してアイロンをかけます。 温度は中温から高温。小まめに熱を加えては接着部分を開いて見ると焦げ付くなどのトラブルは避けられます。

厚紙でガードするのは本文紙に熱が加わり歪むのを防ぐためです。


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背はほとんど糊が効いていないようなので簡単にはずせますが、もし剥がしづらいときはアイロンで熱を背に与えます。


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表紙はこのように「おもて表紙」と「うら表紙」にそれぞれ見返し紙を接着した状態で本文紙をくるんでいたことがわかります。


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何気なく作業を始めてしまったのですが、このノート糸綴じでした(上図)。

普通この手のノートは無線綴じが多いのですが…。

背を観ると各折丁は糸で連結されておらず折丁同士が糊付けされています。 イメージとしては学習ノートの中味を数冊束ねてのりでくっつけた仕様という感じです。 

構造的には若干不安がありますが、開きは無線綴じに比べ各段に良いです。

ただ、個体差があると思うのですが、折丁の背固めがされていないため、それぞれの折ががたついて接着されています。 極端にがたつきがあるものを使うと、小口側にそのがたつきがでてしまう場合も考えられます。

つづく

 

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