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2017/05/27

コプト製本 Coptic Binding

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コプト製本(coptic binding) はエジプトのキリスト教信者コプト教徒が西暦2世紀頃から11世紀頃まで利用していた製本法。

各折を一つ下の綴じ糸に絡めながら綴じていくことで、背にでる綴じ糸がチェーンのような形に見えるので綴じ方自体はチェーンステッチリンキングとも呼ばれるようだ。


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無骨な外観だが、存在感がある製本。

背固めも背表紙もないため開きはストレスフリー。


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表紙の板の断面から平部分へ斜めに開けられた穴をとおって表紙が本文と接続されている。

これは表紙と本文とを綴じる糸の距離を最小にするためと思われる。


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用紙は新バフン紙(上)と宣紙(下)。
バフン紙のほうは4枚一折りで、小口は化粧断ちしていない。

宣紙は喰い裂きにより断面に表情がつけてある。


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綴じ糸にあったゴムをつけてみたが細いものしかなくちょっと繊細すぎか(上図)?

真田紐のようなゴワッとした紐を巻き付けてとめるほうが雰囲気が良いかもしれない(下図)。


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