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2017/05/05

コプト製本 その3  Coptic Binding #3

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穴を開けた板は手に取ったときの当たりを良くするため角を丸める。


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120番程度のペーパーで慎重に角Rをつけます。
特に背部分の断面から平部分へ斜めに穴が開けられた部分は慎重に作業をしないと穴が割れてしまうので注意。


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良く木くずをはたいてニスを塗る。


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今回使用する紙の一つはこれ、「宣紙」。
聞き慣れないかも知れない方でも「画仙紙」とい名は知っておられるかと思う。画仙紙の仙紙=宣紙のこと。

中国安徽省涇県産の砂田稲草と青檀樹皮を原料とし安徽省の宣州で作られるところから宣紙と呼ばれるとのこと。 1000年持つ紙らしい。 

画仙紙は書画に使われる紙一般をいい、宣紙はそのオリジナルでありブランドでもある、と言うことらしい。

これは正真正銘の
中国安徽省涇県産 紅星牌製の紙。

柔らかくしなやかな紙だ。 


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幾重にも軽くではあるが畳まれているのでその跡をアイロンで軽くのばす。


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今回この紙を利用したのはこのため。

紙を折り、折り目に水をつける(上図)。

両手で折り目を広げるようにして裂く(中図)。

いわゆる喰い裂きで切り口に表情をつけようというわけ。

どういう紙でも喰い裂きは出来るが、半紙だと薄すぎるし、厚みのある紙だと枚数をこなすには手がかかる。

この紙だと比較的厚みもあり裂きやすいため、喰い裂きにはもってこいなのだ。

つづく。


 

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