カッター刃
道具を整理したら大量のカッター刃が出てきた。
最近は恐ろしい事件が多いので「カッターが好き」などと口を滑らすとほとんど白い目で見られそうだが、もの作りをするものにとってはカッターはなくてはならない道具の筆頭。
今まで、様々なカッター、カッター刃を試してきたが今はA型、L型の二種がメイン。
一時期A型とL型の中間サイズM型も使っていたが、私に取ってはやや中途半端な位置で「M型でないとダメ」という場面があまりないため使っていない。
5ミリ厚程度の合板を切る場合にかぎってH型というのも使うが、使用頻度はもちろん多くない。
A型は最も一般的なサイズで、各社から販売されているが、本体に付属しているのはスタンダードな刃。
写真の右端がスタンダード。 見ての通りブレードケズリ角が一番狭い。 そのため刃の先端角が一番広く刃の持ちが良い。 普通はこれで事足りるが、さらに良く切れる刃を経験すると物足りない。 今は使うとしても鉛筆削り程度。
まん中はオルファの特撰黒刃。スタンダードに比べブレードのケズリ幅が広くなっている。
これが出たときスタンダードに比べ切れ味のシャープなことに驚いた。 一方添料の入った洋紙などを切ると刃が欠けていなくとも切れ味が悪くなる。 小まめに刃を折る必要がある。
そして左が貝印の職専超鋭角。 見ての通り特撰黒刃を大きく越えるブレードのケズリ角。
刃の持ちは特撰黒刃同様良くないが、使い始めの切れ味は最高。 力を入れずともサッーと切れる。
と言うわけで、L刃はテフロンコーティングのスピードブレード、A刃は職専超鋭角がわが家のデフォルト替え刃となっている。
どちらもちょっと価格は高めだが切れ味は折り紙付き。
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