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2015/06/28

スピードブレード   OLFA

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ここ数年、カッター刃のL刃はOLFAの「特専黒刃」、S刃は貝印の「超鋭角」が定番となっていたが、ここに来て特専黒刃を脅かす替え刃が現れた。

「特専黒刃の研磨面にフッ素加工を施し、断裁時の抵抗を軽減することで、驚きの軽い切れ味を実現しました。」(OLFA ホームページより)

といううたい文句の「OLFA スピード ブレード」。


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ブレード部を含め全面黒色に身を包み、側面にはロゴが奢られる(上図)。

左より特専黒刃、スピードブレード、通常刃(中図)。
特専黒刃がベースであることが研磨面の幅でわかる。

光にかざすと、コーティングされたフッ素がブレードの先端にたまっているのが見て取れ、特専黒刃の方が切れそうに感じられる。(下図)。

ただ、特専黒刃のブレードに見えるヘアライン状の研磨あとはフッ素コートによって目立たない。


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切り比べは、無印良品の単行本ノートの小口切り。

特専黒刃(上図)下がスピードブレード。

特専黒刃だけを使っていたときには気づかなかったが、スピードブレードでの切断時の音がほぼ無音なため、特専の切断音が結構大きいこと驚く。

前の写真で見たブレードのヘアライン状の研磨あとが紙を引っ掛ける音のようだ。そして、音だけではなく、それがかなりの摩擦抵抗を作り出しているのも体感できる。

スピードブレードは音や摩擦抵抗が極端に少ないので、切っている様子がダイレクトに手に伝わる。


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カメラが壊れてほとんど参考にならない写真になってしまったが、上が特専黒刃、下がスピードブレード。

特専の方には筋が若干目立つのが分かるだろうか?

紙束を切る場合、定規にブレードが当たるのは最初の数枚だけで、そのあとは切った紙を定規代わりに切り進めることになる。

スピードブレードは特専よりも紙に対しての抵抗が少ないため、しっかりと直前に切った紙が感じられるので刃のブレがおきにくいという感覚。


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これも、ほとんど参考にならない写真になってしまったが、触った感じもスピードブレードの方が明らかになめらか。


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摩擦係数が小さく、すべりがよいということは、このように目引き時、紙束に切り込みを入れるというときにその特長は活かされる。

特専では、ある程度の深さまで切り込みを入れると刃が止まってしまい、あとは力任せ…ということになりがちだが、スピードブレードはスーッと切り込めてしまう。これは凄い(写真)。


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この特徴は黄ボールなど厚紙の切断にも発揮される。
2ミリの黄ボールを特専黒刃で3度刃を入れて切り離すとすると、
スピードブレードでは2度でラクラク切り離す。

ただ、大体上図程度2ミリ黄ボールを切ると、フッ素コートがはがれ、その魔法は解けてしまう(下図)。

驚くような性能だが、特専黒刃との価格差・耐久性などを考えると、当座は、スピードブレードの効果が最大限に生かせるシチュエーションに限って使うことになるだろう。

コピー紙一枚切るのに特専もスピードブレードも大して差は無いのだから。

ただ本心としては、一枚一枚にロゴなどプリントしなくて少しでも安くしてもらいたい。
実売で50枚1500円前後(特専黒刃の倍額)ならば全てスピードブレードにしてもいい!!


 

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