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2011/07/31

直尺  a steel rule

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まっすぐな直線上の板にメモリが刻まれ,長さを表すものを定規といったり物差しと言う。 どちらも似たようなものだが,厳密に言うと,定規は直線を引く道具(直線定規の場合),物差しは長さを測る道具だ。

どちらもメモリが振られているが,物差しは計量法という法律に規定されている条件に即して作られており,計量器として検定を受け,校正証明を得たものだ。

とは言え,現実的には検定を受けたか受けないかの違いで,定規も物差しも普通に使う分には測ることにおいて全く問題はない。

製本ではカッターを使うこともあり,金属製(ステンレス製)の物差しを使う。直尺と呼ばれるものだが,これは計量器としての検定を受けたものだ。(ちなみにアルミ製のものは,熱による伸縮率が高いためか検定を受けていないので物差しではなく定規だ)


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短いものから,15センチ,30センチ,45センチ,60センチ,100センチ。製品では6メートルのものまであるらしい。


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ステンレス製の定規には3種類の表面処理がある。左から順に,ステンレスのヘアライン仕上げ,アルミ的な光を放つシルバー仕上げ,そして,加工法は分からないが,つや消し仕上げ。

ヘアライン仕上げは光の向きによって文字盤が見にくい。全体的に白っぽいシルバー仕上げが見やすい。つや消し仕上げは傷がつきやすく指紋も残りやすい。


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これは印刷関係者向けの定規。歯送りのゲージと裏面にはA判B判のサイズが刻印されている。便利かと思ったが単純に紙切り目的で使われることの方が多い。仕上げはつや消し。


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こちらは15センチ定規。通常は上のもののように片側が0.5ミリ刻みになっているが,この0.5ミリ刻みは老眼には大変見づらい。

そこで下の両側1ミリ刻みを買ったのだが,これは見やすく,大変便利(上図)。

また,端が少し折り曲げられており,そこを指で押すと定規が浮き上がる。これは意外に便利で,それまで使用していたもう一本の端をペンチで曲げて使っている。


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最後に定規の滑り止めについて。

紙を切るときにカッターを定規に押しつけて切るとずれてしまうことがある。それを少しでも防止するため,いろいろ試してみた。その結果,薄いゴムを貼る(上,60センチ直尺)のと,紙やすり(1000番程度,30センチ直尺)を貼るのが効果的と言う結論に達した。

どちらもいいのだが,ゴムの方が厚みがあるため,紙やすりがおすすめ。厚みをできるだけ押さえるため,両面テープではなく,多用途ボンドを薄く塗って圧着するとよい。


 

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