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2011/04/09

はさむ道具 その1

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製本にかぎらず手がもう1・2本欲しくなることが
ある。「はさむ/保持する」に関することが多い。

このとき、道具としてよく利用するのは「クリップ」
の類だろう。そろえた紙の束を留めたり、穴に通し
た糸が抜け落ちないようにしたり、他にもかりどめ、
位置合わせ、固定にと大活躍だ。


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目玉クリップ [ bulldog clip ]
なにかとかり出される筆頭は目玉クリップだ。持ち
手の部分に穴があいており、目玉を連想されること
からこの名前が付けられている。蛇の目クリップと
も呼ばれる。

はさめる幅が広く、はさむ力も極端に強くないので
紙をはさんだり、位置合わせに最適だ。ただ、はさ
み口に型抜きの際にできた鋭いエッジがあるので、
この場合、ヤスリで処理するとよい。 繊細な素材
をはさむ場合用に、写真左のように薄いゴムシート
やウレタンシートを両面テープで巻き付けたものを
作っておくとよい。

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ターンクリップ [ foldback clip ]
目玉クリップに比べはさむ力がとても強い。よって
はさんだ部分にクリップの痕が残ってしまうので、
完成した時、目につく場所には利用できないことに
なる。 例えば平とじ(和綴じ本など)の後に表紙
で隠れてしまう部分や、後に断裁してしまう部分に
使うと、その強力な保持力が役に立つ。

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ハンドクランプ [ hand clamp ]
普通クランプというとネジで締めこむ道具(Gクラン
プやFクランプなど)を言うが、この手の洗濯ばさみ
様のものをハンドクランプと呼んでいる。 金属製も
あるが、工作にはナイロン製で充分だ。 はさむ部分
の先が可動式になっており、はさむ対象の厚さが変わ
ってもはさむ対象の面に追従するので素材に傷跡がつ
きにくい特徴をもつ。 ただ、はさむ部分の面積が少
ないので少し大きめのゴム板など追加するのも良い。

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