2017/08/03

枝とじ本

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紙すきワークショップのお土産にプレゼントする枝とじ本をつくる。
紙はもちろん牛乳パックから作った手漉き紙。


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ハガキ大の紙を半分に裂く。

手漉き紙を半分に折り(上図)、折り目に水を軽くつける(中図)。

水はビショビショにつけずにうっすら折り目が湿る程度にするのがコツ(下図)。


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こうして裂くことによって、手漉き紙の風合いが再現できる。

喰い裂きという。


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すこし厚手の表紙に薄手の本文をはさみ、紙の幅に細枝を切っておく(上図)。

穴開け位置(二カ所)を印したジグを作る(中図)。

表紙・本文をまとめて穴を開ける(下図)。


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枝で用紙を綴じる。

二つ開けた穴のうち一カ所の裏から針をだし(上図)、枝をまたいで同じ穴へ戻す(中図)。

裏で隣の穴へ糸を渡し、裏から表へ糸を出す(下図)。


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表紙の枝をまたいで同じ穴へ戻し(上図)、裏で最初の端糸と固結びする(中・下図)。


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出来上がり。


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手漉き独特のザックリした感じの紙と枝の組み合わせは相性が良い。

簡単にできるので、夏の自由研究にはぴったりだ。


 

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2017/07/19

角背ノート改装ワークショップ

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自作のマーブリング紙でノートを作りたい!
という持ち込み企画でのワークショップを開催しました。

参加者は4名。みなさん美術関連のお仕事をされている方々。
持ち寄られたマーブリング紙はどれも素敵です。

自分の作品で作るノート。とても贅沢な気分になります。

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障子紙ベースのマーブリング紙なので、作業中糊が浸みる可能性もあるため、まずホットメルト紙で裏打ちをします。 


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普段のワークショップではほとんどの素材をこちらで用意するため、表紙ボールなども事前に切ったものを用意するのですが、皆さん心得のある方なので、その場でそれぞれに計測・断裁をして貰いました。 


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断裁した表紙ボールをマーブリング紙に貼り込み、表紙を完成させます。

表紙ボールに巻き込む折り返し部分の四隅を45度に切り落とすための手製ガイドジグが大受けでした。


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栞ひも、花布、クータ、寒冷紗を貼って下準備した中味と表紙をくるみます。


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見返し糊入れをしてプレス。
ここで4人の作品がひとまとまりになり記念撮影。

絵になりますね。


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四者四様。
大きな失敗もなくとても美しいノートが出来ました。


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使うのがもったいない気持ちになってしまいますね。

 

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2017/07/15

マーブリング表紙・A-6/文庫本サイズ 

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並製本の文庫本ノートも角背に仕立て直すとちょっと贅沢な気分になれるところが手製本の醍醐味。


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提供していただいた手づくりマーブリング紙の緻密な孔雀模様は圧倒的な情報量で、どれだけ目を近づけてみても見飽きることはない。かなりの迫力。


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構造的に若干の問題はあるものの、基本的に糸綴じのため、無線綴じノートに比べると開きはとてもよい。


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手製マーブリング紙のワークショップ、今から楽しみです。


 

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